メンテナンス方法を公開
コロナ(小林一芳社長)は、エアコン本格使用シーズンに向けて、エアコンの花粉対策とメンテナンス方法を紹介している。
エアコンは室内の空気を吸い込み、その空気を冷たくしたり温かくしたりした後に室内に戻すことで快適な環境を作るゆえ、室外から花粉を取り込むことはないが、室内の空気には花粉が混じっていることもあるため、エアコン内部にも花粉がたまっている可能性がある。
エアコンで花粉がたまりやすい場所は、エアフィルターとフィルター奥。エアフィルターは掃除機で吸い取るか、軽く叩いて汚れを取り除き、汚れがひどいときは中性洗剤を溶かした40度以下のぬるま湯か水で洗い、洗った後はよくすすいで水気を十分ふきとり、日陰で乾かす。
フィルター奥には熱交換器などがあるが、「故障の原因になるので エアコン内部の清掃を行う場合は販売店や当社のお客様相談窓口に相談してほしい」(同社)という。また、熱交換器を洗浄する機能が搭載されているエアコンの場合は、その機能を使うことでより清潔な環境を保てるという。
同社が4月発売したエアコンReLaLa「Zシリーズ」は、最大約3?gの結露水を発生させ熱交換器を洗浄する「アクアドロップ洗浄機能」 が搭載されている。
(2021年4月25日号掲載)