長尺、薄板から厚板まで対応
アマダは9月5日、厚板・大物の曲げ加工や深曲げができる大型ベンディングマシン「HRB」シリーズの販売を始めた。新たに350?d・3?bから600?d・7?bまでの長尺、中厚板に対応する7機種を拡充。社会インフラを支える鋼材加工や厚板加工の現場に対応するほか、独自のACサーボ・モーターと双方向ピストンポンプによるハイブリッド・ドライブシステムで環境にも配慮する。
NC装置は「AMNC 3i」を搭載した。加工プログラムを容易に作成できる機能で、スキルや年齢、性別、国籍などにかかわらず簡単に曲げ加工が可能。厚板用の角度センサーやバックゲージにワークセンサー突き当てをオプションとして採用すれば曲げの精度不良を削減し、安定した加工ができるという。販売価格は税別5820万円からで年間販売24台を目指す。
(2023年9月30日号掲載)