ソディックは5月11日、射出成形機の技術サポートおよびアフターサービスを提供する「名古屋IMMセンター」(=写真、愛知県名古屋市、2階建て延床面積約405平方?b)を設立したと発表した。今月に稼働を始める。
1階スペース(205平方?b)をパーツセンターとし、1機種1500点以上ある成形機構成部品を常時在庫。また、加賀事業所にあるサービスセンターから東海地区の業務を振り分け、顧客、サービスマンへのパーツ供給のスピードアップを図る。
東海地区は自動車を始めとする大規模産業が集結し、射出成形機の出荷台数が国内出荷の40%を超える一大市場。ソディックの射出成形機の販売台数、メンテナンス売上においても同地区は群を抜く規模で、「ジャスト・イン・タイムでお客様の稼働を妨げることなくメンテナンスに寄与するには『豊富な備品在庫』『即応できる人員』を基盤にした充実したサービス体制が必要」とセンター設立の背景を話す。
(2023年5月25日号掲載)