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ヤマザキマザック、中・小物EV部品に向く30番MC

投稿日時
2024/11/25 18:00
更新日時
2024/11/25 18:00

ヤマザキ マザック(株)

 ヤマザキマザックは11月5日にBT30主軸を搭載した立形マシニングセンタ「FF-400V/30」を発売した。高速・高剛性に特化した設計で、従来機よりX・Y・Z軸の加減速を向上させ、インバーターケースの加工では従来機比でサイクルタイムを20%短縮。EVで増えるアルミ量産加工の需要に応えるほか、鋳物や鉄系などの重切削にも対応する。価格は3000万円(税別)から。
 同製品は機械幅が1630㍉のコンパクト設計。切粉の排出性を高めており、長時間無人運転を行う量産ラインにも対応する。2軸回転テーブルを搭載し、複雑形状の部品もワンチャックで多面加工し工程集約できる。ターゲットはEVや二輪車などの量産や医療機器、金型部品など様々な産業の部品加工。年間300台の販売を目指す。

(2024年11月25日号掲載)