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京セラ、ソーラーカーポートに参入

投稿日時
2024/01/15 18:00
更新日時
2024/01/15 18:00

駐車場での発電量を33%アップ

 京セラは12月に同社として初のソーラーカーポートシステム「Roofill」を発売した。太陽光パネルの設置枚数を増やした大型屋根構造に同社製パネルを搭載し、車1台分の駐車スペースにおける発電量を一般的なソーラーカーポートと比べ最大33%増加させる。8台・6台・4台用のカーポートユニットを組み合わせることで土地に適した配置を実現し、最大限の発電量を確保する。
 同社によれば、市場にはメーカーが提示する一般的な出力保証より早く劣化する太陽光パネルが少なからず存在。仮に年間の劣化率が05%異なれば30年の総発電量では約12%の差が生じることとなる(同社調べ)。同社は独自の封止材を採用し太陽光パネルの劣化率抑制と長寿命化を図っており、これを搭載するRoofillも長期間安定した発電が望めるとする。

2024110日号掲載)