子ども5割、大人8割、家事に向く性別無い
- 投稿日時
- 2026/01/27 08:00
- 更新日時
- 2026/01/27 09:32
キッザニア東京 思い込みを調査
KCJ GROUPは運営する「キッザニア東京」で東京都生活文化局とともに「アンコンシャス・バイアス ウィーク」(昨年10月31日~11月6日)を開催。期間中の来場者を対象としたアンコンシャス・バイアス(無意識の思い込み)に関する「投票アンケート」も実施した。「投票アンケート」は、子どもと大人がそれぞれ性別に関するアンコンシャス・バイアスについて、自分が共感する考えにシールを貼って回答するもので、約3000件の回答が集まり、子どもの約5割、大人の約8割が、「『家事』に向いている性別は無い」と回答した。
「女の人に向いていると思う仕事はありますか?」の設問で「そう思う」と答えた子どもは大人より5・6ポイント少なく、「男の人に向いていると思う仕事はありますか?」の設問においても、子どもは大人を6.8ポイント下回る結果となった。東京都が過去に実施した調査(令和4年度、5年度)では、多くの児童・生徒・保護者・教員が「性別によって仕事の向き・不向きがある」と回答しており、特に小学生よりも高校生の方にその傾向が強く表れていることが明らかになっている。今回のアンケート結果でも同様の傾向が見られ、成長とともに周囲の影響を受けて、無意識の思い込みが形成されることが推察された。
「料理などの『家事』に向いているのは?」という問いには、子どもの約5割、大人の約8割がその他の考えがあると回答し、さまざまな意見が集まった。「男女ではなく個人差、得意不得意に性別は関係ないと思う」「自分でやりたい、やりたくないを決めればいい 」「男も女も料理のプロがいる」「家事は慣れも大きいので、性別による差異はないと思う」 「生きるために必要なので(男も女も)どちらもできるはず、不得意な人がやっても努力をすればいいと思う」など、性別は関係ないという意見や、「ママもパパも家事を分担すれば、1人でするより負担が減ると思う」「私の家ではママがいつも家事をしているけど、パパがたまに作る料理もおいしいから」「みんなでできることを助け合ってやっていけば良い、家族だし」など、家事をどちらか一方が担当するのではなく、協力して行うのがよいという意見が多くみられた。
(日本物流新聞2026年1月25日号掲載)