日本AM協会、第2回総会
- 投稿日時
- 2024/12/12 09:00
- 更新日時
- 2024/12/12 09:00

大幅伸長前夜
日本AM協会は11月28日、2024年度第2回総会・交流会・懇親会を三菱電機名古屋製作所で開催した。永安悟日本AM協会会長は「AMが大きく伸びる寸前にいる」との認識を示した。
総会ではAMの幅広い普及と無料会員(名刺)収集を目的にした「大手展示会での協会会員集合ブース展示」、大手企業のAM活用促進と世論喚起のための「大手企業訪問展示会」、地域企業へのAM普及を目指す「公設試験研究機関訪問展示会」のほか協会ホームページページのAMポータルサイト化や官庁との連携やAM交流会開催などの方針が示された。
永安会長は交流会に先立ち「AMについて日本は海外に比べて1周遅れ2周遅れ、と言われる。しかし製造業では金属、樹脂含めて3Dプリンターが多く入っている。ただ、研究開発にとどまり製造現場で使われることがあまりない。製造現場に入っていけば急激に広がる。また人手不足の中、部品点数を少なくでき簡単に作れるAMはもってこいで、伸びる寸前にある。ヨーロッパや中国が大変な時期を迎え、日本が追い付くチャンスがやってきた」と挨拶した。
(日本物流新聞2024年12月10日号掲載)