
日東工器は流体継手「カプラ」関連の新製品2種を開発した。7月11日まで幕張メッセで開かれたものづくりワールド東京で参考出品した。ひし形プレートを付けた「フランジ固定型 ハイフローカプラ」(今年度中の発売予定)は溶接・フランジ・ニップル不要で各種製造装置に直接取り付けやすい。「複数カプラを近接させることができ、コンパクトでシンプルな配管構成(接続長は同社比で最大22%減)になる」と言う。サイズは2分(4分の1インチ)、3分(8分の3インチ)、4分(2分の1インチ)を用意する。
「フローモニター(SUS)」(発売日は未定)は赤・黄2色の羽根で水配管の流れをひと目で確認できる。金属部分の材質はステンレスで、配管されている状態でモニターレンズの交換が可能。従来品は金属部分の材質が真鍮で樹脂成形時の冷却水配管などに使われてきた。新製品は食品・医療・半導体分野での利用を想定する。
フローモニター(SUS)
(日本物流新聞2025年7月25日号掲載)