FUJI、ブラジルでプライベートセミナー
- 投稿日時
- 2025/01/09 13:03
- 更新日時
- 2025/01/09 13:06
最新の実装ロボを公開
FUJIは、グループのFuji Do Brasil Máquinas Industriais Ltda.(FDB)の主催で、昨年11月5日と7日にブラジル・サンパウロとマナウスでプライベートセミナーを開催した。ブラジルでは初めて公開する電子部品実装ロボット「NXTR」の実機デモンストレーションが行われたほか、同地域で初めて「NXTR」を購入した企業への記念セレモニーと、スマートファクトリーソリューションを含む各種技術セミナーを実施。同社が目指すスマートファクトリーの未来像を150名以上の参加者と共有した。
FDBは1995年設立で、南米全域でFUJI製品の販売とアフターサポートを担当している。NXTRは、エレクトロニクス製品に内蔵される電子基板に部品を組み付ける電子部品実装ロボットで、最先端の自動化およびDX技術を駆使したFUJI独自のスマートファクトリー構想「FSF」のプラットフォームとして、電子部品実装工場の無人化を目指し開発されたもの。
参加者からは、ブラジル地域での自動化ニーズの拡大には時間がかかるとの意見があった一方、FUJIが描く未来の工場に対する期待の声も寄せられたという。FUJIは今後も、現地でのセミナーやイベントを通じ「NXTR」をはじめとする最新技術の普及を図るとする。
(2025年1月10日掲載)