発売から半世紀、改めてアピール
電源を使わずに広い空間を暖められ、災害時にも役立つ石油ストーブに注目が集まるなか、コロナはSNS映えするレトロな製品を紹介している。1962年に初代が誕生したロングセラーの対流型石油ストーブ「SLシリーズ」(=写真)は、円筒型で周囲360度を暖められる。同社は「灯油タンクが底部にあり、その上に円筒形のボディーがのるという基本的な構造は、初代モデルが発売されてから現在までほとんど変わっていない」と言う。2011年には グッドデザイン賞の特別賞「ロングライフデザイン賞」を受賞してもいる。
初代モデルの発売から「白色」をメインに展開してきたが、19年に「黒色」を公式オンラインストア限定で発売したのを皮切りに、限定カラーやコラボ商品も充実させている。
(2023年2月10日号掲載)