1. トップページ
  2. ニュース
  3. インドIMTEX、バンガロールで来年1月に初の日本パビリオン

インドIMTEX、バンガロールで来年1月に初の日本パビリオン

投稿日時
2024/11/27 18:00
更新日時
2024/11/27 18:00
左からIMTMAのDGのJibak DasGupta氏、Vice PresidentのMohini Kelkar氏、日工会の柚原一夫専務理事、IMTMAのExecutive DirectorのGuru Prasath氏

 生産拠点および市場として注目が高まるインド。来年1月23~29日にバンガロール国際展示場(BIEC)で開かれる「IMTEX2025(第32回インド工作機械展)」を主催のIMTMA(インド工作機械工業会)が会見を開いてアピールした。
 1969年にスタートしたIMTEXはインド最大規模の工作機械展。23カ国から1100社以上の出展に10万人の来場を見込む(昨年は9万6千人が来場)。日本工作機械工業会は初めてジャパンパビリオンを設け、そこに15社が参加する。
 日本企業がインドで生産するメリットについてIMTMAのVice PresidentのMohini Kelkar氏はこう話した。
 「インドにはスキルをもつ作業者が多くいることに加え、生産コストを削減できる。東南アジア、アフリカ、中東など他の市場に近い地理的優位性もある」
 世界最大の人口を擁するインドは2023年度の実質GDP成長率が8.2%と著しい成長を続けている。自動車市場も急速に拡大し、政府が打ち出した製造業振興キャンペーン「メイク・イン・インディア」とあいまって設備投資が堅調で工作機械マーケットのなかでも存在感を増している(2023年の消費額は31億㌦と日本の40億㌦に次ぐ6位)。

(2024年11月25日号掲載)