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山善、血中酸素濃度を計測するスマートウォッチ

 山善は、血中酸素濃度を計測して睡眠の質が見えるスマートウォッチ「CHRONOWEAR2 QSW-02HSG)」を発売した。インターネット通販「くらしのeショップ」に続いて、全国のホームセンターや家電量販店でも順次販売する。
 今年6月にリニューアルした「CHRONOWEAR Lite QSW-01LB)」に、血中酸素測定機能を追加したモデル。0時?7時までの睡眠時に、無呼吸状態が続くことによる低酸素状態を検出する。濃度が90%を下回ると、スマートウォッチ画面にアラートを表示。アプリ「WearLog+」にも記録し、睡眠の質を可視化する。
 睡眠時の心拍数推移も同時に記録。温度センサーで手首上面の体表温度の変化を定期的に測定する。山善によれば、「普段の体表温度を把握することで、体調の変化に気付け、健康を細かくケアすることができる」という。WearLog+をアップデートすることで、外部の健康アプリ「Appleヘルスケア」に加えて、「GoogleFit」や「Fitbit」とも連携できる。
 本体のベルトは、シーンに合わせて使い分けられる。ナチュラルカラーの風合いがおしゃれな合成皮革のPU(ポリウレタン)ベルトと、汗が気にならないシリコンゴムのベルトをセットにした。
 スーツでも馴染むように、本体ケースや文字盤外枠のベゼルにはメタルを採用。液晶サイズは132インチと大きくし、360×360ピクセルの高精細液晶画面を取り入れた。

2021910日号掲載)