人手作業を自動化
ダイフクは8月6日、日本で初めてごみ収集車用の内部洗浄装置「シャワーホッパー」を開発したと発表。同社グループの洗車機や関連商品の販売・サービスを行うダイフクプラスモアから販売を開始した。
ごみ収集車は使用後に内部洗浄を行うが、その作業はこれまで人の手で行われており、人手不足や働き方改革などを背景に自動化ニーズが高まっていた。同社は洗車機開発で培った洗浄技術や自動化技術を生かして本製品を開発。ごみ投入口やホッパー(積込み装置)裏などの洗浄を自動化することで、洗浄時間を人手作業と比べて約30%短縮、水使用量も20%削減する。
同社は洗車機の開発・製造を行うウォーターウォッシュ事業において、トラック向けの大型洗車機なども扱っており、2024年問題を背景としたドライバーの洗車業務の時間短縮や負荷低減などにも貢献している。
(2024年8月10日号掲載)