LIXILは4月1日、多様化するライフスタイルへの対応や社会課題の解決に向けた新コンセプトの「ULキッチン」を発売する。キッチンを構成する「デザイン」「セレクト」「スペック」の3要素を徹底的に最適・最小化することで、誰もが気軽に取り扱うことができるキッチンを実現した。

近年、ライフスタイルが変化し、家庭での食事もミールキットやデリバリーを活用する時短重視の都市型の暮らし方が増加している。それに伴い、キッチンには収納量や機能性よりも、デザイン性を求めるミニマル思考が増えつつある。ULキッチンは、床から少し浮かせたようなフロート感を持たせながら、空間に溶け込むデザインを採用。装飾レスのシンクや横ラインを通した手掛けフレームなどミニマルなアイテムも用意した。

一方で、物流の2024年問題や熟練工不足などの問題に対して、梱包容積を約30％削減することで配送効率を向上させたり、設計プラットフォームを一から見直した新取付方式を採用することで、現場負担を軽減する取り組みにも力を入れた。

■「ULキッチン」概要

・商品名：ULキッチン

・発売日：2025年4月1日(火)

・参考価格：125万円（税込価格：137万5千円、工事費別）

（2025年3月10日掲載）