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キッチン・バス工業会、都内で創立60周年記念式典

投稿日時
2025/06/13 09:00
更新日時
2025/06/13 09:00
創立60周年記念式典で挨拶をする竹内宏会長(クリナップ社長)

キッチン・バス工業会は522日、創立60周年記念式典を都内のホテルで開いた。会員企業、関連団体などから約300人が出席した。同工業会の会長を務める竹内宏氏(クリナップ社長)は冒頭の挨拶で「60年という年月を重ねてこられたのは、工業会事業に係わっていただいたすべての皆様のおかげ」と感謝を述べ、「立ち止まることなく、次の70周年に向けてスタートしたことになる」と力強く語った。

会長職を24年務め同工業会の発展に寄与したことを理由に、同日特別表彰を受けた渡辺岳夫氏(タカラスタンダード代表取締役会長)は、「1965年にステンレスシンク工業会という名前で創立した当初は、流し台業界の地位というのは本当に低かったと聞いている。それが今やシステムキッチンは生活のシンボルと言える存在になり、リビングスペースの真ん中を占めるようになった」と振り返った。将来に対しても、「5000万戸以上の住宅が存在していて、毎年かなりの数がリフォームされている。知恵を絞ればさらに発展していける」と前を見る。「100周年は無理かもしれませんが80周年の記念式典には出たいと思っている」と笑顔で語った。

他にも、20年続いた台所・お風呂の川柳コンテストに尽力してきた方々と、永年(30年間と10年間)同会に在籍した企業や団体に対する表彰なども行った。

(日本物流新聞2025610日号掲載)