相澤鐵工、事業譲渡で神奈川・茅ヶ崎で新工場稼働
- 投稿日時
- 2025/07/04 09:00
- 更新日時
- 2025/07/04 09:00

相澤鐵工所は製缶、溶接などを行う京浜機工製作所(神奈川県茅ケ崎市、1945年創業、社員7人)の事業を引き受け、「相澤鐡工所茅ヶ崎工場」として6月に稼働した。京浜機工は相澤鐡工の機械用にフレーム類や大物製缶などを納入してきたが、幹部の後継者不足が課題だった。
相澤鐵工は他の納入先を模索したが、京浜機工のQCDが高く、事業を引き受けることを決めた。相澤鐵工が製造拠点をもつのは岩手工場(岩手県奥州市)以来54年ぶり。相澤邦充社長は「神奈川県を中心とした近隣の仕事を受注し、地元に愛される拠点にしたい。ゆくゆくは茅ヶ崎工場のプロパーの社員採用も進めたい」と言う。
(日本物流新聞2025年6月25日号掲載)