高硬度材対応のブレーカも
住友電気工業は、高能率荒加工用高送りカッタ「SEC-スミデュアルミルDMSW型」から最大刃径125mm以上の本体(シェルタイプボディ)と高硬度材加工に対応する高強度型ブレーカH型を開発した。自動車、航空機、造船、産業機械、金型などで需要が高まっている高能率加工の適応領域を拡充するのが狙い。H型は大きなくさび角の断面形状を持たせることで、刃先強度を高めた。鋼、ステンレス、鋳鉄の重切削、強断続加工、高硬度材加工における長寿命化を図った。インサート1型番、本体4型番をラインナップした。
(2021年12月10日号掲載)