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タカラS、台湾で展示強化し売上70%増

 タカラスタンダードは222日、台湾における売上拡大を図るため2018年から行っている現地代理店・主力販売店との懇談会「台湾タカラ会」を初めてオンライン開催した。同社は台湾に現地販売店約30店舗のショールームを展開し、東アジアで最も重要な市場の一つと位置づける。
 台湾タカラ会には約30人が出席。渡辺岳夫社長は「台湾は当社にとってもたいへん重要な市場だが、台湾の人口や所得水準を考えるとまだまだ入り口。今後のさらなる成長のため、皆さんのお力をお借りしたい」と挨拶した。同社の海外事業は東アジアを中心に8カ国で現地販売代理店を通して商品を販売している。現地販売店によるショールームの展示強化や昨年発売したシステムキッチン「トレーシア」の売上が好調だったことなどから、20年度第3四半期(4?12月累計)の売上実績は前年同期比約170%と好調で、今後も売上拡大が期待できるという。

2021310日号掲載)