日本物流システム機器協会、24年問題解決にソリューション提案を加速
- 投稿日時
- 2025/02/18 09:00
- 更新日時
- 2025/02/18 09:00

2025年2月1日に行った(一社)日本物流システム機器協会の下代博会長(ダイフク社長)は、世界情勢の不透明感から「経済では調整感が増している」としながらも、深刻化する人手不足を背景として「自動化・省力化ニーズが今まで以上になっている」との認識を示した。
昨年4月にスタートした物流の2024年問題にも触れ、「25年をこれらの課題を解決する物流革新の始まりの年と位置付け、当協会各社は生産性を一段と高めるためのソリューションの開発・提案にスピード感を持って取り組んでいかなければならない」と強調。さらに、物流システム機器事業に携わる人が常に夢を持ち挑戦し続けられるよう、「業界を挙げ賃上げに取り組み、会員各社の従業員の方々のモチベーションの維持向上に繋げて参りたい」とした。
同協会恒例の右肩上がり乾杯も2年ぶりに大庫良一副会長(オークラ輸送機社長)の発声で行った。同日、アメリカ合衆国大統領に就任したトランプ氏の言葉「Make America Great Again」を借り、「皆さんと力をあわせて、もう一度メイク・ジャパン・グレート・アゲインで頑張っていきたい」と力強く杯を掲げた。
(日本物流新聞2025年2月10日号掲載)