コロナ(小林一芳社長)は、家庭における早期のエアコン試運転のチェックポイントを自社HP上で公開した。
経済産業省では家庭内における熱中症を予防するため、本格的な夏を迎える前にエアコンの試運転を行うこと推奨している。これにともない、同社がチェック項目としてあげたのが以下の4点。(1)1室内機・室外機の吸込口や吹出口が塞がれていないか(2)エアフィルターが汚れていないか(3)電源プラグがしっかりとコンセントに差し込まれているか(4)リモコンの電池が交換されているか(1年1回の交換を推奨)。
また試運転は「運転モードを冷房にし、最低温度に設定して10分程度運転」し、風がきちんと出ているか、運転中に異常を示すランプが点滅していないかを確認。さらに30分運転を続け、室内機から水漏れがないかをチェックする
「エアコンの点検・修理の依頼は例年6~7月にかけて集中するため、予約が混みあっていると修理まで時間がかかる場合があります。本格的に使い始める前にエアコンの試運転を行い、状態を確認してください。また不具合があればすぐに使用を中止し、お買い上げの販売店やメーカーにご相談ください」(同社)。
(2021年5月30日号掲載)