ブックオフ「捨て方」までデザイン
- 投稿日時
- 2022/05/04 09:00
- 更新日時
- 2024/08/19 13:17
新宿に続き池袋にも出店
ブックオフコーポレーション(神奈川県相模原市)は廃棄物の新たな活用を提案するモノファクトリー(群馬県前橋市)と共同で、不用品の「使い方を創造し、捨て方をデザインする」サービスブランド「REMARKET(リマーケット)」を4月13日まで京王百貨店新宿店6F特設会場に出店した。
会場ではリユースギャラリーを中心に、黒電話やパタパタ時計といった昭和レトロなリユース商品の展示・販売だけでなく、跳び箱や太陽光パネルのアップサイクル品などの展示も行った。脱炭素社会におけるものとの新しい関係性を提案している。
同社の小湊貴治広報担当マネージャーは、ものは捨てるタイミングが確実に来ると念押ししつつも、「出口を考えてものを製造・販売する時代になってきているのではないか」と述べる。その上で、REMARKETの取り組みを「これまで捨てられてきたものに新しい価値をつけて商品化し、捨てる以外の道に気づき、考えるきっかけになれば」という。
4月20日から5月10日まで西武そごう池袋本店にも出店している。
(2022年4月25日号掲載)