大同生命、中小企業と小学生を結ぶ職業体験イベント開催
- 投稿日時
- 2024/11/13 10:29
- 更新日時
- 2024/11/13 10:30
左官からプログラミングまで体験
中小企業経営者向けのコミュニティサイト「どうだい?」を運営する大同生命保険は10月26日、小学生向けの職業体験イベント「おしごと体験はどうだい?」を都内で初開催した。左官体験を提供した東京都左官連合組合 令和会やプログラミング体験を提供したビットスターなど多彩な分野で活躍する中小企業16社が出展。首都圏を中心に280世帯から約700人が参加した。
どうだい?は「社長が声をかけあうサイト」をキャッチフレーズに、中小企業経営者がWEB上で繋がり、境遇の近い経営者仲間に経営の困りごとや悩みを相談・共有したり、経営に役立つ様々な情報を収集できるオンラインプラットフォーム。2022年3月の開設から約2年半で会員数は7万5千人を超えた。
今回の催しは子どもたちに中小企業の仕事やその魅力を知る機会を提供することで、社会を支える中小企業への理解を深め、新たな学びと探求心を育む場の創出が目的。
どうだい?を手掛ける同社お客さまバリュー開発部長の長谷部隆氏は「これからの日本を支えるのは、人でみたら子どもであり、企業でみたら中小企業」と述べ、「子どもの体験格差が広がっている。特にモノづくりに触れる機会は減っているが、子どもたちが興味を持っていないわけではないことを本催しで実感した。こうした取り組みをきっかけに日本を支えるモノづくり産業や中小企業に興味を持ってもらいたい」と話す。今後は地方での開催なども想定する。
(日本物流新聞11月10日号掲載)