アマダ、総合プレス機メーカーを買収
- 投稿日時
- 2025/02/13 09:00
- 更新日時
- 2025/02/13 09:00

プレス自動化の競争力強化
アマダは1月24日、カナデビアが100%の株式を保有するエイチアンドエフ(福井県あわら市、山田烈史社長、従業員398人)の全株式を取得する株式譲渡契約を締結し、完全子会社とすると発表した。これによりアマダは小型から超大型までのプレスマシンをラインナップするとともに、金属加工のトータルコーディネートが可能となる。
エイチアンドエフは500㌧の大型から3000㌧を超える超大型のプレスマシン、プレス間搬送装置などをもち、自動車業界や機械商社などの顧客基盤および開発からアフターサービスの一貫体制などを有する。自動車の生産現場向けでは世界初となる高速レーザーカット装置を含むレーザーブランキングラインを開発、納入している。アマダはプレス自動化ソリューション事業の競争力強化を目指し、「両社のシナジーを共創することで、プレス事業においてトップシェアを狙う足掛かりとなる」としている。
(日本物流新聞2025年2月10日号掲載)