コロナは(公社)発明協会が主催する「令和4年度関東地方発明表彰」において温調システムの統合リモコンに関する発明が「発明協会会長賞」「実施功績賞」を受賞したほか、太陽光発電装置と給湯機の連携に関する発明が「発明奨励賞」を受賞した。これらの受賞により1989年以降の同社の地方発明表彰受賞件数は累計で89件となった。
受賞した統合リモコンは熱源機で冷水または温水を集中して作り各部屋まで循環させて冷暖房に使用する温調システムのリモコン。リモコン設置数の削減による導入費の低減や省資源化、宅内の美観維持、使いやすさの向上などに貢献している。
太陽光発電装置連携貯湯式給湯装置は気象情報に基づく太陽光発電の発電パターンと家庭の電力消費パターンをもとに、太陽光発電の余剰電力による沸上運転を最も長く継続できる時間帯を判断して湯を作ることができる。
(2022年11月25日号掲載)