トクラス、洗面向け新製品
- 投稿日時
- 2022/05/18 09:00
- 更新日時
- 2024/08/19 13:17
環境負荷低減素材を発表
トクラスは4月、洗面化粧台向けの新製品を相次ぎ発表した。
洗面化粧台「AFFETTO Vessel Bowl(アフェット ベッセルボウル)」は、近年人気が高まっている造作洗面台のように、好みに合わせてパーツを組み合わせ可能。汚れに強い人造大理石素材を使用し、汚れのたまりがちな水栓周りや排水口はなめらかな形状にすることで、手入れが簡単で清掃性に優れる。
ボウルのラインナップは、つけおき洗いなどの家事に使用しやすい大容量(14?g)タイプの「マルチユースベッセル」、インテリアに馴染むシンプルな「手洗いベッセル」。洗浄力の高いウルトラファインバブルを含んだ吐水の水栓や自動水栓を用意。6月1日より発売する。
木質を基材にした新開発の素材「TENOR?W」は従来品に比べ、石油由来の樹脂使用量を約70%削減するとともに約50%軽量化することで、輸送にかかるエネルギーを減らし環境負荷低減に配慮する。
「木質基材は成形や加工面で自由度が高く、低コストで汎用的に活用できる。TENOR?Wは新たな基材処理技術を用い、高い意匠性と高品質を実現した」(同社)
同製品は洗面台などでの使用を想定した防水性・耐湿性を備え、用途に応じた機能付加も可能。5月25~26日に東京都立産業貿易センター(浜松町)で開催される「BAMBOO EXPO 17」にて発表し、住宅だけでなくホテルや店舗内装など幅広い分野への展開を目指す。
(2022年5月15日号掲載)