切断・溶接・積層造形を1台で
アマダは切断・溶接・積層造形を1台のマシンでこなす3次元レーザー統合システム「ALCIS(アルシス)-1008e」を開発した。10月6日まで千葉市で開かれた光・レーザー技術展「Photonix 2023」で発表した。
ALCIS(Advanced Laser Cube Integrated System)はブルーレーザーとファイバーレーザーの2つのレーザー発振器(定格出力はともに3?`ワット)を搭載し、需要が高まる銅などの高反射材に対応する。ブルーレーザーはファイバーレーザーに比べ波長が短く、銅に対する吸収率が10倍以上と高く高速かつ高品位な溶接が可能。軸移動量はX1000・Y800・Z500?_。
11月に神奈川県伊勢原市の本社内の「アマダ・グローバルイノベーションセンター」で開く自社展にも出品し、ユーザーとの検証を本格的にスタートするという。
(2023年10月25日号掲載)