ヤマハロボ、半導体後工程で売上1000億円へ
- 投稿日時
- 2025/07/24 09:00
- 更新日時
- 2025/07/24 09:00

30年代初頭に
ヤマハ発動機は7月1日、ロボティクス事業の再編を目的に新会社「ヤマハロボティクス株式会社(YRC)」を設立する。完全子会社であるヤマハロボティクスホールディングス(YRH)傘下の新川、アピックヤマダ、PFAの3社を統合し、半導体後工程および電子部品組立装置の開発・製造・販売を手がける。
YRCは中長期経営計画として、最終年度の2027年度に売上500億円超、30年代初頭には1000億円規模への成長を掲げる(24年度は334億円)。「コア領域(一般半導体)で稼ぎ、成長領域(先端半導体)で伸ばす」方針のもと、コア領域には新プラットフォームモデルを投入し、成長領域には先端半導体への集中投資や将来領域の開発推進を行う。
ヤマハ発動機とYRCは後工程と表面実装工程をつなぐ「1Stop Smart Solution」の提供を通じて、「半導体後工程および電子部品実装分野における世界トップクラスのトータルソリューション企業を目指す」とする。
(日本物流新聞2025年7月10日号掲載)