トーヨーキッチン、キッチンを中心としたLDK空間を一体で提案
- 投稿日時
- 2022/06/15 09:00
- 更新日時
- 2024/08/19 13:18
「キッチン中心主義」を掲げるトーヨーキッチンスタイル(愛知県名古屋市名東区一社2・21、TEL.03-6438-1040)は5月20日、都内のショールームで新製品発表会を開いた。ゼロ動線キッチン「iNO Q-LAND(Qランド)」や「COOK ISOLA(クックイゾラ)」などのキッチンを中心に、インテリアを絡めたLDK空間全体の提案を行った。
同社はこれまでにもキッチンの作業動線の排除ならびに、インテリアとしてのキッチン(キッチンの家具化)の開発に力を入れてきた。今回発表された新しいキッチン製品をリビング空間の核として自由に配置することで、L・D・Kとゾーニングされがちな空間をひとまとめの大空間として提案することを目指している。
Qランドはスクエアの天板(W155~185×D150~180?a)に、シンクの中で加熱以外の調理が完結するパラレロシンクをはさんでV字型に2つの加熱機器を配することで、移動を極力廃した「ゼロ動線キッチン」を2カ所持ちながらもコンパクトなキッチンを実現。扉デザインも2種類(パッションオレンジとオーク材の木目を表現したラスティックオーク)追加した。価格(税込)は146万8390円から。
クックイゾラはキッチンの並列型レイアウトの多くが加熱機器を壁面に配することに疑問を投げかけた製品。加熱機器を囲むように収納と換気扇を配することで、壁付けをしなくても十分な収納機能と換気機能を備える。価格(税込)は153万2740円から。
(2022年6月10日号掲載)