近年、増加・激甚化している災害によって防災意識は高まっている。一方で、備えが十分かというとそうではない。特にトイレは、元日発生した能登半島地震でも急速に衛生環境が悪化し、トイレ控えに起因する体調不良などが発生。対策が十分ではなかったことが明らかになった。

災害関連の有識者も「事前にトイレ対策をしっかりと行っていたところでも大変苦しい状況だった。トイレ対策は命を守る対策と考え、思っている以上にしっかりと行ってほしい」と述べるほど重要なものだ。

グリーンオーナメントがこのほど出した「携帯トイレセット&目隠しネット」（税別4980円）は、緊急時・異常時のトイレ対策の第一歩にぴったりの製品。トイレチェア（耐荷重量80㌔）やポンチョ、トイレ10回分の消耗品（ビニール手袋や白袋、黒袋、凝固剤）など必要十分なトイレ対策用品を、付属の収納バックに入れて保管できるもの。

避難所などでのプライバシー確保と安全対策を両立するため、若干低めに設定した高さ110㌢の目隠しネットも付属する。左右にひねるとワンタッチで広げたり、コンパクトに折りたたんだりできるため、設置や収納の手間もかからない。

（日本物流新聞2024年12月10日号掲載）