【ヤマザキマザック】3次元レーザー加工機「FG-400 NEO」
- 投稿日時
- 2025/01/17 03:57
- 更新日時
- 2025/01/20 09:18
ヤマザキ マザック(株)
- ここに
注目! - 大径長尺のパイプ・形鋼の複雑な加工も1台で
長尺パイプ・形鋼専用3Dレーザー加工機
長尺パイプや建築に用いる形鋼は、サイズ・重量ともに大きく現場での取り回しが難しいワークのひとつ。特に切断や穴あけ、タップなど複数の工程を要する複雑な加工では従来、この大きなワークを複数の加工設備でやり取りし、加工を完遂する必要がありました。ただでさえ人手不足な国内で、こうした生産方式を今後も続けようと思うと大きな困難が予想されます。
ヤマザキマザックの「FG-400 NEO」は、素材から完成品までの全工程を1台の機械で完結できる長尺パイプ・形鋼専用の3次元ファイバーレーザー加工機です。3次元レーザーヘッドにより大径長尺パイプや形鋼の複雑形状加工が可能で、ローディングステーションに搭載された素材の自動投入から、切断、開先加工、穴あけ加工はもちろん、回転工具ユニットによるボール盤穴あけ加工、タップ加工、パンチング穴あけといったさまざまな工程を1台の機械で完結させます。
加工後の完成品排出まで自動で行われるため、従来の複数の機械を跨ぐ生産と比較して、段取り工程の削減、生産リードタイムの大幅短縮、高精度化、機械設置スペースの削減など多くのメリットをもたらします。搬入可能な素材形状は最長15.18m、最大径がΦ406.4 mmまでのパイプや形鋼。ワンチャッキングで段取り替えもなく、高精度な加工が可能です。
さらに、操作性が大幅に向上したパイプ加工用の新型CNC装置「SmoothTUBE」が搭載されています。パイプ加工に特化した新しいGUI(グラフィカルユーザインタフェース)により、従来のCNC装置と比べて操作性が大幅に向上しました。CNC装置上でスケジュール運転の条件設定の変更や再加工プロセスを簡単に実行できます。1つの画面で生産の流れを完結できる画面構成とシステム連携により、効率的なパイプ加工を支援します。