インタビュー
ゼネテック 上野 憲二 社長
- 投稿日時
- 2025/02/07 13:39
- 更新日時
- 2025/02/07 13:41
「デジタルでニッポン製造業の再生復活を」
創業 40周年、Mastercam国内販売35周年、東証スタンダード上場5周年と節目の年を迎えるゼネテック。同社を力強くけん引してきた上野憲二社長に、これまでの歩みとこれから目指す方向性について語ってもらった。

Mastercam国内販売35周年インタビュー
――貴社の景況感についてお聞かせ下さい。
「製造業全体で調整局面が続いていますが、積極的なセミナー開催や適切な広告運用が奏功し、『Mastercam』 はもちろん、シミュレーションソフト『Flexsim』など製造業向けデジタルソリューションは堅調に推移しています」
――貴社は今年、創業 40周年、Mastercam国内販売35周年など、さまざまな節目の年を迎えます。
「まずはお客様やお取引先の皆様の支えがあって、事業を続けてこられたことに対する感謝の気持ちが大きいです。また、節目を迎えてさらなる事業拡大への熱意も湧き上がってきています。いまから40年近く前に、大田区の町工場で偶然出会ったMastercamを目にして、『これは絶対に売れる』と思い、米国のCNCソフトウェア社に掛け合い日本で初めて正式な代理店となりました。しかし、販売開始から3年半は一本も売れず、途方に暮れた時期もありましたが、おかげさまでこれまでに国内で購入いただいたライセンスは8000本強を数え、多くの製造現場で活用いただいています」
――数あるソフトウェアベンダーの中から貴社が選ばれる理由は。
「当社はもともと、組込み システム開発を中心に行ってきた技術のスペシャリスト集団です。Mastercamに関しても、ソフトをただ日本語化して売るだけではなく、さまざまなカスタマイズが可能です。こうした技術力と対応力が評価されているのかもしれません」
――ユーザーからの顕著なカスタマイズ要望についてお聞かせください。
「昨今、特に要望が多いのは自動化です。人手不足にもかかわらず、手数のかかる多品種少量生産が加速しており、CAMの作業時間の短縮に対するニーズが高まっています。当社が手掛けた案件の中には、CAMでの作業時間を従来から96%短縮した事例もあります。こうした要望に応える技術力を持つ代理店は当社だけ、と自負しています」
■最大35%OFFの大謝恩キャンペーン
――貴社は「デジタル技術で、人と地球にやさしい 未来を」というビジョンと「日本の製造業の再生復活を実現する」というミッションを掲げています。
「製造業復活のカギを握っているのは、やはりデジタル化と設備投資です。当社では製造業における事業活動の全てをデジタルで一元管理できるプラットフォームの開発とデジタルファクトリー化を推進しています。MastercamやFlexsimといった製造業向けシステムと、PLMやERPといった基幹系システムの技術を併せ持つ当社ならではのソリューションを提供できます。デジタルファクトリーの普及は競争力の向上や作業の効率化だけではなく、人手不足やエネルギー問題など、多くの社会課題の解決に繋がります」
――国内販売35周年を記念したキャンペーン を行うそうですね。
「35周年ということで、Mastercamライセンス最大 35%OFFの大謝恩キャンペーンを行います。当社はMastercam販売代理店の中でも『メンテナンス継続率ナンバーワン代理店』として開発元から表彰されるなど、システム を売るだけではなく、導入後のお困りごとやご要望への対応にも力を注いでいます。3DCAD/CAMをお求めの際には、ぜひご相談頂きたいです」
(日本物流新聞2025年2月10日号掲載)