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ハイエンドなエンドミルをカタログスペックで加工して、エライことに…！?SANDVIC DORA

オタク過ぎる設計コンセプトと予想外の実力に出会う

人気のモノづくり系ユーチューバー「なんとか重工」のケロさんが、サンドビックのハイエンドな超硬ソリッド万能・汎用エンドミル（CoroMill DORA）を使い倒すの巻、といった動画がこれ。

万能、汎用というと「何だかふわっとしたイメージ」（ケロ氏）であり、かつサ社といえばチップが有名。果たしてこのエンドミルはどれほどの実力があるんかいなとばかり、ヘリカル穴あけから、トロコイド加工、溝加工などと連続して行い、その性能を徹底検証します。それもメーカーの推奨条件を超えた、エンドミルの立場に立てば、「過酷な仕事」をこれでもかとばかり与え続けます。

Φ10のエンドミルでSS400 にΦ18、14、25mmの穴をあけ、溝加工では（メーカー推奨値を倍にした）深さ20mmのワンパス加工を行い、中粗加工から仕上げ加工までを1つの工具で行ってみたり…。結果は、バイスの保持剛性の低さからビビリ音が響く場面もあったけれど、静かに、えぐいほどスムーズにそれぞれの加工をこなしたのでした。

「オタク過ぎる設計コンセプト」もしっかり伝達。7枚刃に7つの異なるリード角を持たせるなど徹底した細部設計に驚くケロ氏。サ社のHPやカタログでは、加工内容にあった工具提案から条件提案、また刃持ちの時期予想なども分かるようにしており、ケロさんが感心しながら紹介しています。