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鍛圧機械

8月の鍛圧機械受注、19%減の253億円

投稿日時
2025/09/25 14:19
更新日時
2025/09/25 14:20

2カ月連続減

(一社)日本鍛圧機械工業会(代表理事会長=磯部任・アマダ会長)が9月8日発表した8月の鍛圧機械受注額(プレス系、板金系機械およびサービス・部品金型)は前年同月比19.6%減の253億3800万円と2カ月続けて減少した。プレス系機械が昨年大きく伸びたため大幅なマイナス、板金系機械、サービス・部品金型はプラスとなった。工業会は「プレス系以外は国内・輸出ともに堅調に推移している。プレス系の復調が待たれる」としている。

プレス系機械は同44.1%減の103億円。このうち自動化装置のみが増えた。板金系機械は22.4%増の76億円。このうちプレスブレーキ・シャー、レーザー・プラズマ(70.0%増)が増えたが、パンチングは減った。

サービス・部品金型を除いた機械合計で見ると、内需は28.1%減の112億円。輸送(63.3%増)、鉄鋼(59.4%増)、金属、一般向けが増え、電気向けのみ減った。外需は26.1%減の66億円。中国、東南アジア(3.2倍)、韓国向け(5.2倍)が増え、北米、欧州(71.9%減)、インド向け(65.4%減)は減った。

(日本物流新聞2025年9月25日号掲載)