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業界統計

9月の鍛圧機械受注、0.8%増の365億円

投稿日時
2025/10/24 16:46
更新日時
2025/10/24 16:47

3カ月ぶりプラス

(一社)日本鍛圧機械工業会(代表理事会長=磯部任・アマダ会長)が10月8日発表した9月の鍛圧機械受注額(プレス系、板金系機械およびサービス・部品金型)は前年同月比0.8%増の365億3300万円と3カ月ぶりに増加した。プレス系機械が昨年大きく伸びたためにマイナスとなったが、板金系機械、サービス・部品金型はプラスだった。

プレス系機械は同8.8%減の135億円。このうち中型プレス、油圧プレス(85.9%増)、フォーミング(3.3倍)が増えたが、小型・大型・超大型プレス、自動化装置は減った。板金系機械は7.6%増の143億円。このうちパンチング、プレスブレーキ・シャーが増え、レーザー・プラズマは減った。

サービス・部品金型を除いた機械合計で見ると、内需は16.8%増の208億円と今年3月以来の200億円台に。輸送(71.2%増)、金属、一般向けで増え、鉄鋼、電気向けは減った。外需は31.9%減の70億円。中国、欧州(2.4倍)、北米向けが増え、東南アジア(83.5%減)、インド向け(47.7%減)は減った。

(日本物流新聞2025年10月25日号掲載)