業界統計
8月の日本機械工具工業会 会員統計、カッタ ねじ加工工具二けた伸長
- 投稿日時
- 2024/10/28 10:12
- 更新日時
- 2024/10/28 10:14
輸出も好調継続
(一社)日本機械工具工業会が発表した2024年8月の会員統計によると、切削工具、耐磨耗工具、鉱山土木工具の生産額は前年同月比2.4%減の360億8400万円、販売額は1.7%増の375億7900万円だった。
超硬工具の販売額は同3.1%増の263億1300万円。カッタ(21.0%増)、ねじ加工工具(18.0%増)が大きく伸びたほかドリル(6.9%増)、エンドミル(3.2%増)、インサート(3.2%増)、耐摩耗工具(1.1%増)、鉱山土木工具(0・1%増)も増加した。一方、バイト(9.7%減)、リーマ(18・9%減)、鋸刃カッタ(15.9%減)は振るわなかった。
そのほかの販売額は特殊鋼工具が同0・2%増の60億7800万円。ダイヤ・CBNが4.1%減の23億5900万円。切削工具輸出は3.3%増の142億8500万円だった。
(日本物流新聞2024年10月25日号掲載)