業界統計
6月の住宅着工数、15%減の5.6万戸
- 投稿日時
- 2025/08/07 16:04
- 更新日時
- 2025/08/07 16:05
国土交通省が7月31日発表した6月の新設住宅着工戸数は5万5956戸だった。持家、貸家、分譲住宅が減ったため全体で前年同月比15.6%減と3カ月続けて2けたの減少となった。建築基準法・建築物省エネ法改正に伴う3月の駆込み着工の反動と見られる。季節調整済年率換算値は前月比22.4%増の64万7千戸と3カ月ぶりに増加した。

利用別にみると持家は前年同月比16.4%減(3カ月連続減)、貸家は14.0%減(3カ月連続減)、分譲住宅は17.9%減(3カ月連続減)となった。地域別にみると首都圏11・1%減、中部圏6.4%減、近畿圏13.5%減、その他地域23.3%減に。建築工法別ではプレハブ9.6%減、ツーバイフォー5.7%減。
(日本物流新聞2025年8月10日号掲載)