業界統計
5月の工作機械受注、3.4%増の1287億円
- 投稿日時
- 2025/07/11 11:19
- 更新日時
- 2025/07/11 11:21
(一社)日本工作機械工業会(坂元繁友会長=芝浦機械社長)が6月25日発表した5月の工作機械受注額(確報値)は、内外需あわせた総額で前年同月比3.4%増の1287億1800万円だった。

うち内需は前年同月比5.2%減の330億1600万円。2カ月連続での350億円割れとなったが、日工会では「最近1年間の⽉額受注の平均(除3⽉)は、356億円となるが、5⽉内需はその数値と⽐べても著しい悪化を⽰すものではなく、まずまずの⽔準で推移」と見る。
外需は同6.7%増の957億200万円。前年同⽉⽐で8カ⽉連続増加し、9カ⽉連続の800億円超え。主要3極はアジア計が14カ月連続の前年同月比増と好調をキープ。欧州計は2カ月ぶりに150億円を超えた。北⽶計は4カ⽉連続の250億円超えとトランプ関税による影響は軽微にとどまっている。
(日本物流新聞2025年7月10日号掲載)