業界統計
4月の住宅着工数、26%減の5.6万戸
- 投稿日時
- 2025/06/09 16:36
- 更新日時
- 2025/06/09 16:38
国土交通省が5月30日発表した4月の新設住宅着工戸数は5万6188戸だった。持家、貸家、分譲住宅が減ったため全体で前年同月比26.6%減と3カ月ぶりに減少した。季節調整済年率換算値は前月比42.0%減の62万戸と3カ月ぶりに減少した。建築基準法・建築物省エネ法改正に伴う3月の駆込み着工の反動と見られる。

利用別にみると持家は前年同月比23.7%減(2カ月ぶり減)、貸家は27.9%減(3カ月ぶり減)、分譲住宅は29.7%減(3カ月ぶり減)となった。地域別にみると首都圏22.6%減、中部圏36.2%減、近畿圏25.7%減、その他地域28.1%減に。建築工法別ではプレハブ20.5%減、ツーバイフォー46.6%減。
(日本物流新聞2025年6月10日号掲載)