業界統計
4月の工作機械受注、2カ月連続1300億円超
- 投稿日時
- 2025/06/09 16:29
- 更新日時
- 2025/06/09 16:31
外需牽引
(一社)日本工作機械工業会(会長=稲葉善治ファナック会長)が5月22日発表した4月の工作機械受注額(確報値)は、内外需あわせた総額で前年同月比7.7%増の1302億1400万円だった。

うち内需は前年同月比5.5%減の343億7900万円。年度末・期末効果の反動で2カ月ぶりに400億円を下回った。外需は同13.4%増の958億3500万円。主要3極では前月比でアジア・欧州が減少したが、高水準の受注が続いた。一方で前月比・前年同月比ともにやや伸び率は縮小しており、「米国関税政策の状況を見極める動きから需要に陰りが見られる」(日工会)とした。
(日本物流新聞2025年6月10日号掲載)