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業界統計

3月の住宅着工数、39%増の8.9万戸

投稿日時
2025/05/15 09:00
更新日時
2025/05/15 09:00

省エネ法改正を前に駆込み

国土交通省が4月30日発表した3月の新設住宅着工戸数は8万9432戸だった。持家、貸家、分譲住宅が増えたため全体で前年同月比39.1%増と2カ月続けて増加した。季節調整済年率換算値は前月比34.1%増の108万戸と2カ月続けて増加した。4月からの建築基準法・建築物省エネ法改正による、厳格な建築基準導入を前に駆込み着工が多発したと見られる。

利用別にみると持家は前年同月比37.4%増(3カ月ぶり増)、貸家は50.6%増(2カ月連続増)、分譲住宅は22.8%増(2カ月連続増)となった。地域別にみると首都圏306%増、中部圏14.3%増、近畿圏36.3%増、その他地域59.4%増に。建築工法別ではプレハブ9.9%増、ツーバイフォー45.9%増。

(日本物流新聞2025515日号掲載)