業界統計
2025年の鍛圧機械受注、日鍛工が前年同等と下方修正
- 投稿日時
- 2025/08/07 16:10
- 更新日時
- 2025/08/07 16:15
(一社)日本鍛圧機械工業会(代表理事会長=磯部任・アマダ会長)は7月28日、2025年の受注見通しを前年とほぼ同レベルの3431億円と下方修正した。昨年12月末には3460億円と予想していた。上半期の輸出は中国経済の低迷、東欧紛争の長期化、トランプ関税の影響もあって低調だった。

工業会は「特にプレス系は自動車関連でのEV化に向けた設備投資の伸び悩みとトランプ関税に対する先行き不透明感によって投資が抑えられた感がある」とする。ただ、今後については「関税率が決まったことにより、後半は動き出すものと思われる。一方、板金系とサービス系は内外ともに堅調に推移しており、後半も続くことが期待できる」と見る。
(日本物流新聞2025年8月10日号掲載)