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業界統計

10月の鍛圧機械受注、0.4%減の235億円

投稿日時
2025/11/28 11:24
更新日時
2025/11/28 11:25

2カ月ぶりマイナス

(一社)日本鍛圧機械工業会(代表理事会長=磯部任・アマダ会長)が11月11日発表した10月の鍛圧機械受注額(プレス系、板金系機械およびサービス・部品金型)は前年同月比0.4%減の235億7600万円と2カ月ぶりに減少した。

板金系機械とサービス・部品金型は引き続きプラスとなったが、プレス系機械が10カ月連続のマイナスだった。工業会は「プレス系は国内・輸出ともにマイナスであり、自動車関連の設備投資が停滞している」と見る。

プレス系機械は同11.2%減の77億円。このうち小型プレス、中型プレス(68.5%増)、自動化装置(62.4%増)が増えたが、大型・超大型プレス、油圧プレス、フォーミングは減った。板金系機械は4.1%増の81億円。このうちプレスブレーキ・シャー、レーザー・プラズマが増え、パンチングは減った。

サービス・部品金型を除いた機械合計で見ると、内需は13.9%増の82億円。鉄鋼(5.6倍)、金属向け(93.1%増)で増え、輸送(53.2%減)、一般向けは減った。外需は17.6%減の77億円。東南アジア(66.0%増)、欧州向けが増え、中国、韓国、北米、インド向けは減った。

(日本物流新聞20251125日号掲載)