業界統計
機械工具工業会 会員統計9月、超硬工具 約8%増
- 投稿日時
- 2025/12/10 14:46
- 更新日時
- 2025/12/10 14:49
輸出も二けたに迫る伸長
(一社)日本機械工具工業会が発表した9月の会員統計によると、切削工具、耐磨耗工具、鉱山土木工具の生産額は前年同月比5.4%増の412億2500万円、販売額は4.9%増の419億3100万円だった。

超硬工具の販売額は同7.9%増の299億9500万円。ドリルが11.9%増と大きく伸長したほかエンドミル(5.3%増)、カッタ(4.7%増)、ねじ加工工具(4.2%増)、バイト(1.5%増)、リーマ(9.0%増)、インサート(7.8%増)、耐摩耗工具(9.3%増)、鉱山土木工具(8.2%増)が増加した。しかし、鋸刃カッタは20.4%減と前年を割った。
そのほかの販売額は特殊鋼工具が同2.8%減の65億8000万円。ダイヤ・CBNが同3.8%増の25億6100万円。切削工具輸出は9.6%増の160億2300万円だった。
(日本物流新聞2025年12月10日号掲載)