業界統計
日本機械工具工業会 、会員統計6月
- 投稿日時
- 2025/08/25 09:29
- 更新日時
- 2025/08/25 09:32
生産額5%増、鉱山土木工具とカッタに二桁の伸び
(一社)日本機械工具工業会が発表した6月の会員統計によると、切削工具、耐磨耗工具、鉱山土木工具の生産額は前年同月比5.1%増の407億3500万円、販売額は0.8%増の412億6900万円だった。

超硬工具の販売額は同3.1%増の293億6000万円。鉱山土木工具が36.5%増と大きく伸びたほかドリル(8.0%増)、エンドミル(4.8%増)、カッタ(11.3%増)、リーマ(10.3%増)、鋸刃カッタ(10.5%増)、耐摩耗工具(6.9%増)が伸長。一方ねじ加工工具が13.0%減と昨年を大きく割り込んだほか、バイト(2.3%減)、インサート(0.6%減)は微減した。
そのほかの販売額は特殊鋼工具が同0.8%減の66億3800万円。ダイヤ・CBNが3.3%減の25億9000万円。切削工具輸出は4.3%減の155億1100万円だった。
(日本物流新聞2025年8月25日号掲載)