業界統計
日本機械工具工業会 会員統計10月、超硬工具 6.7%増
- 投稿日時
- 2024/12/24 15:43
- 更新日時
- 2024/12/24 15:54
輸出も回復傾向へ
(一社)日本機械工具工業会が発表した2024年10月の会員統計によると、切削工具、耐磨耗工具、鉱山土木工具の生産額は前年同月比4・2%増の415億8800万円、販売額は3.7%増の427億9100万円だった。

超硬工具の販売額は同6.7%増の300億900万円。ドリルが11.6%増と大きく伸びたほかエンドミル(8.1%増)、カッタ(3.5%増)、バイト(5.1%増)、インサート(6.9%増)、耐摩耗工具(4.1%増)、鉱山土木工具(0.9%増)と伸長した。一方ねじ加工工具(3.9%減)、リーマ(8.2%減)鋸刃カッタ(5.2%減)と減少した。
そのほかの販売額は特殊鋼工具が同4.6%減の69億600万円。ダイヤ・CBNが3.1%減の26億7000万円。切削工具輸出は1.2%増の158億3000万円だった。
(日本物流新聞2024年12月25日号掲載)