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【山善】ロボこたつ

投稿日時
2025/01/17 04:06
更新日時
2025/01/27 05:56

株式会社山善

ここに
注目!
AGV×協働ロボの新たな自動搬送ソリューション

複数の工程でロボットを共有!

山善のTFS(トータル・ファクトリー・ソリューション)支社と山善グループでロボットSIerの東邦工業が、多品種少量生産の現場を自動化するモビリティシステム「ROBO-COTATZ(ロボこたつ)」を共同開発しました。こたつの形をした台座をAGVが運び、複数の工程で協働ロボットを柔軟に共有することで現場をミニマムな投資で自動化します。

作業の要領としてはまず、協働ロボットが載ったこたつ型の台座をAVGが下に潜りこんで持ち上げ、作業を行うエリアへと搬送。運び終われば台座とAGVは速やかに分離してAGVは別の方向へ走り去っていきます。これによりロボットが作業を行う間もAMRは休まず他のタスクをこなすことが可能です。

協働ロボットやAVGはいまや多くの現場で見かけますが、実は日本に多い多品種少量生産の現場はいまだ導入に踏み切れていないケースも少なくありません。理由は多品種生産ではロボットやAGVの台数がかさみ、それぞれが限られた時間しか稼働せず費用対効果が低いから。AGVと協働ロボットを一体化させればロボットの稼働率は上がるものの、今度は協働ロボットの稼働中にAGVが動けず、故障時は共倒れするなどリスクも高まってしまいます。ロボットや電源など必要な機能をこたつ型ユニットにまとめてAGVと分離できるようにしたことで、これらの設備のデメリットを解消できるソリューションとなりました。

AGVの繰り返し停止精度には誤差がありますが、ロボこたつが標準採用するテックマン社の協働ロボには標準でカメラが付いており、移動先でランドマークを読み取り位置の補正が可能です。協働ロボットやAGVは要望に応じたメーカー・機種選定が可能で、ロボットが移動した先で何の作業を行うかもインテグレーション次第。スリムで柔軟性に長けたソリューションを、動画でご覧ください。