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ラピュタロボティクス、自動倉庫のサブスク開始

 ピースピッキング向けの自律搬送ロボットなどを手掛けるラピュタロボティクスは723日、昨年8月に発売した自動倉庫「ラピュタASRS」をサブスクリプションで提供すると発表した。
 樹脂製のフレーム部材をアンカー・工具レスで組み上げ可能なラピュタASRSは、導入・運用時の柔軟性が高く市場環境の変化に対応しやすいという特徴がある。サブスクリプション形式での提供を追加することで、外部環境の変化に強い特徴をファイナンス面にも適用し普及加速を狙う。
 サブスク化することで、初期導入費用が自動倉庫導入時の工事費とWMSなどユーザー側で対応が必要になる既存システム改修費などのみとなり、初期費用回収地点を大幅に前倒しできる。初期費用を押さえたい、固定資産の保有を避けたいニーズに対応する。
 代表取締役CEOのモーハナラージャー・ガジャン氏は「ラピュタASRSは、製品自体として変化に強い自動倉庫。そこにサブスクリプションが加わることで、お客様の経営層にとっても様々な形で自動倉庫が導入できる選択肢になる」とコメントする。

2024810日号掲載)