牧野製MCによるプレート加工に
C&Gシステムズは金型向け2次元・3次元融合型のCAD/CAMシステムEXCESS-HYBRID?U(エクセスハイブリッドツー)の新版「V8.1」を2月にリリースする。牧野フライス製作所との協業で同社製のマシニングセンタ(MC)「V56i」「V33」の制御装置に組み込まれた「SMART TOOL ZeroBorer」の専用インターフェイス「ZeroBorer Interface」を新たにオプション機能として搭載する。
SMART TOOL ZeroBorerは焼き入れ後のプレートに対し「切削加工、砥石加工、測定」を機上で繰り返すことで目標精度を達成する機能。ZeroBorer Interfaceでは最適値を推奨パラメータとして実装し、「これまでMCの対話画面で行っていた加工プログラムの作成をCAD/CAMの操作プロセスで素早く正確に処理できるため、同社製MCによるプレート加工効率と機械稼働率が飛躍的に向上する」と言う。
図面内にQRコードを貼付られる機能のほか図面作成支援、金型設計支援など35項目の機能強化を行った。価格は最小モジュール構成で60万円から。
(2023年1月25日号掲載)