マークフォージド、ドローン市場開拓に向け本腰
- 投稿日時
- 2023/01/16 09:00
- 更新日時
- 2024/08/19 13:18
3Dプリンタのハードウェア、ソフトウェア、材料を提供するマークフォージド・ジャパンは12月16日、ドローン市場へ進出することを発表した。国内でのドローンのレベル4飛行が12月5日に解禁されたことを受けて、ドローン市場が急速に拡大するとみて、今回の決断に至ったという。
レベル4飛行は目視外、つまりパイロットや補助者なしで住宅地などの有人地帯上空での飛行が可能で、これまで無人地帯に制限されていたレベル3と比較して小売店のサービスが行き届かない遠隔地などへの食品、医薬品等の配送、橋梁や工場設備などのインフラ保守管理、測量、災害地での点検、農林水産業へドローンの利用が広がると考えられる。
マークフォージド・ジャパン代表取締役社長のトーマス・パン氏は12月7日まで福岡国際会議場で開かれた「Japan Drone/次世代エアモビリティEXPO in 九州(福岡)2022」で、「(当社は)レベル4の解禁で急成長する日本のドローン分野における機体の開発と生産、とくに軽量化及び高性能化に貢献できる」と述べ、国内のドローン市場での製品活用に期待を示した。
(2023年1月10日号掲載)