LIXIL、大和リースとアルミサッシの水平リサイクルへ
- 投稿日時
- 2026/04/02 09:00
- 更新日時
- 2026/04/02 09:00
大和ハウスグループの大和リースとLIXILは2月18日、使用済みリース用アルミサッシを回収・再生して建築現場に再供給する水平リサイクルの循環システムを構築し、運用を開始したと発表した。年間で約272t-CO₂の削減を見込む。
水平リサイクルとは使用済み製品を原料として同種の製品を再製造する手法。アルミは新地金からリサイクル材への置き換えでCO₂排出量を最大97%削減できる一方、アルミ展伸材のリサイクル率は10%にとどまり、国内発生スクラップの輸出量も2018年の約18万tから22年には約44万tへと増加しており、国内循環の仕組みづくりが急務となっていた。
本スキームでは、大和リースがシステム建築のリース事業で役目を終えたアルミサッシを回収し、LIXILの独自技術でリサイクルアルミ使用比率を高めた循環型低炭素アルミ「PremiAL」として再生。再生アルミを大和リースの建築現場に戻す閉じた循環を実現する。25年より運用を開始しており、今後はアルミ回収拠点となるデポの対象範囲を段階的に拡大する。
大和リースは55年に環境負荷ゼロを目指す長期ビジョンを掲げ、LIXILは31年3月期までにハウジング事業でのリサイクルアルミ使用比率100%を目標としている。両社は今回の取り組みを通じ、アルミのクローズドループリサイクル確立を目指す。
(2026年3月30日掲載)